JAC幼児教育研究所

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母の祈り

2008年10月 3日 16:49

秋分の日を過ぎ、曼珠沙華の花が風に揺れる時期となりました。金木犀が香る日々も近いことでしょう。皆様お元気で、ご家族と共に新しい季節をお迎えのことと思います。
今日はお母様方に、「親の祈り」をご紹介します。


「親の祈り」

神様
もっとよい私にしてください。
子どものいうことをよく聞いてやり、心の疑問に親切に答え、
子どもをよく理解する私にして下さい。
理由なく、子どもの心を傷つけることのないようにお助け下さい。
子どもの失敗を笑ったり怒ったりせず、子どもの小さい間違いには目を閉じて、
良いところを見させて下さい。
良いところを心から褒めてやり、伸ばしてやることができますように。
大人の判断や習慣で子どもを縛ることのないように、
子どもが自分で判断し、自分で正しく行動していけるよう、導く知恵をお与え下さい。
感情的に叱るのではなく、正しく注意してやれますように。
道理にかなった希望はできるだけ叶えてやり、
彼らのためにならないことはやめさせることができますように。
どうぞ意地悪な気持ちを取り去って下さい。
不平をいわないよう助けて下さい。
こちらが間違った時には、きちんと謝る勇気を与えて下さい。
いつも穏やかな広い心をお与え下さい。
子どもと一緒に成長させて下さい。
子どもが心から私を尊敬し慕うことができるよう、
子どもの愛と信頼にふさわしい者として下さい。
子どもも私も、神様によって生かされ、愛されていることを知り、
他の人々の祝福となることができますように。

この祈りは、ミッションスクールに入園・入学された保護者の方々に配られるものです。カトリック、プロテスタントで少し違いがありますが、このような保護者でありたいとの願いに満ち溢れた祈りのことばです。

母親になると、自分でも不思議なほど「お祈り」をすることが多くなるような気がします。祈りの内容は子どもの成長と共に変化していますが、子どもにとって「良き親」でありたいとの願いがこめられていることには変わりありません。長い間、自己流の親の祈りを繰り返していた私ですが、この「親の祈り」に出会った時は電流に触れたようにドキッとしました。祈ることで自分の心が安らかになることのみを願っていた、安易な己の気持ちに気づいたからです。子ども達にとって「良き親」となるためには、常に自分を磨き、安易な方向に流れがちな心に歯止めを掛け、努力を怠らず、周囲の方々や事象に最大の心を払い...といった、人間として当たり前のことを行うことがすべてだと気付き、それからは祈るだけでなく 日々の自分の行い、心の有り様を振り返るようになりました。母となったことは、私にとってたくさんの気付きの機会を得ることでもあったのです。

皆様もたくさんの豊かな気付きに恵まれますよう、お祈りしております。


                                     
                                    藤田 章子

〜次回掲載は10月17日(金)の予定です〜