JAC幼児教育研究所

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学校研究会スタート

2018年2月8日 09:00

〜入試問題は「なにが出たか」ではなく「なぜ出たか」〜

 

志望校に合格できるよう的確な指導をしてくれるか否かは、塾を選ぶ際の重要なポイントのひとつですが、その判断は難しいものです。今回はこの点について考えてみましょう。

 

中学受験では学校側が入試問題を公表しますが、小学校受験では、入試問題がオープンにされることはありません。実は、市販されている過去の入試問題集にしろ、各塾が所有しているデータにしろ、唯一の情報源は実際に受験した子どもたち。その意味では、一人でも多くの受験者を抱えている塾の方が、より豊富でより正確な情報を得られる可能性が高くなります。

しかし、いくら精度の高い情報を入手できても、それを正しく分析できなければ、活かすことはできません。とりわけ入試問題には、合格するために必要不可欠なヒントが数多く隠されているのですから、この能力は極めて重要です。

 

 

小学校の入試とは、各学校が、「こういう子が欲しい」と思っている子を見つけるために行なう試験。つまり、学校側は、入試を通して、その子が自分たちの学校に合うか合わないかを判断しているのです。ですから、入試問題には、その学校の欲する生徒像が如実に現れています。一見ユニークな問題も、しっかりと分析すれば、出題した学校側の意図が見えてくるものです。それだけに、より正確な入試問題を入手し、『何が出たか』ではなく『なぜ出たか』を探ることは、その学校の欲する生徒像を把握するための、非常に重要なポイントなのです。

 

試験問題は、闇雲に作られるわけではありません。伝統や校風から導き出された”生徒像”に基づいて作られるのですから、それが変わらない限り、試験の傾向も滅多なことでは変わりません。また、校長先生が代わられると試験傾向も変わるのではないかと心配される方がいらっしゃいますが、急激な変化は前任者を否定することになりますから、これもまず考えられません。もし変わるとしても、数年かけてソフトランディングしていくのが普通です。

 

さて、小学校受験における受験指導とは、小学校側が求めている生徒像を把握した上で、そこに近づくよう指導したり、子どもの性質に合った学校へと導いたりすることです。そして、それを的確に行なうためには、確かな分析をして豊富な情報を保護者の皆様にお伝えする学校研究会()がどうしても必要なのです。

 

 

学校研究会・・・ジャック幼児教育研究所が毎年開催している小学校ごとに行う説明会。

 

 〜 次回掲載は3月1日(木)の予定です。お楽しみに!〜

 

 

キーワード:小学校受験

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