JAC幼児教育研究所

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我が子にあった学習法を探せ!

2021年3月4日 09:00

大岡流ペーパー校必勝法

 「最近、子どもがペーパー学習をしたがりません。やらせすぎて飽きてしまったようなので、少し減らして様子を見ようかと思うのですが…」といった相談を受けることがあります。しかし、ことペーパーに関する限り、学習時間と点数はほぼ比例します。言いかえれば、やればやっただけ効果が現れるのがペーパーなのです。量を減らせば点数は伸び悩み、合格が遠のくのは明らかです。

 また、ペーパーの点数が伸び悩んでいる子の母親は、「スピードがない」「つまらないミスをする」「理解力がないので、問題の意味がわからない」のいずれかを口にし、どうしたら良いかと尋ねますが、ペーパーに特効薬はありません。地道な積み上げこそが、こうした欠点を解消してくれる唯一の解決策なのです。

 

 とはいえ、毎日同じことを同じように繰り返しているだけでは、子どもも次第に飽きてきます。時間がかかりすぎると怒られ、ミスをしたといっては怒られでは、ペーパー学習が嫌になります。受験の準備は長丁場。単調になりがちなペーパー学習を効果的に続けるためには、子どもに楽しいと感じさせるような工夫が大切です。

 例えば、曜日によって学習方法を変えるという方法はどうでしょう。月曜日は間違えても叱らず、淡々と問題をこなす。火曜日はタイムを計る。水曜日は、全問正解できたら花丸を書いてやり、その花丸が目標枚数になったら時間に関係なく終わりにする。木曜日は、問題を一度だけ読む、制限時間を設けるなど、出来る限り実際のテストに近い形式で集中してやる。さらに、できるならば週に一回、受験するお友達と一緒に学習し、母親が入れ替わって教え合うと思わぬ効果が期待できます。また、シール表などを作って努力や出来に応じて渡すのもよいでしょう。このように、やり方を少しずつ変えるのです。また、週末は、冷静で誉め上手な父親(!?)が担当するというのも、子どもにとって、いつもと違う楽しい時間になるでしょう。

 

 幼児には、一度気に入ると、それに固執し、繰り返したがる習性があります。好きな絵本を何回も繰り返し読んで欲しいとねだったり、同じ冗談で何度も笑ったり、好きなお菓子を買ってあげると言ってもいつも同じお菓子を選んだりするのはそのためです。”繰り返したから飽きた”のは、それがその子にとって”気に入ったこと”ではない証拠です。

 『勉強はつまらないもの、嫌なもの』というのは、大人が抱く固定観念。やり方次第で、幼児にとっては楽しいものにも、おもしろい時間にもなります。肝心なのは、母親がどれだけ工夫できるかということ。まずは、手当たり次第にいろいろと試してみましょう。しばらく続けているうちに、その子に合った学習方法がわかってくるはずです。それが見つかればしめたもの。後は、それを繰り返し続けていけばいいのです。

 

 

 〜 次回掲載は3月18日(木)の予定です。お楽しみに!〜

 

キーワード:小学校受験