模擬テストは「できるようになってから受けるもの」ではなく「できるようになるために受けるもの」。本番に強くなるための練習の場であり、弱点の発見や志望校対策の指針になります。ペーパー・面接・行動観察と、多角的に子どもの力を測る5種類の模試。その具体的な役割や活用法を知れば、家庭学習の取り組み方が大きく変わるはずです。
目次
小学校受験対策における模擬テストの役割と目的
今日は模擬テストの役割についてお話ししたいと思います。
ジャックでは4種類の模擬テストを用意しています。ペーパー実力テスト、進学模擬テスト、学校別模試テスト、そして男女別行動観察テストです。この後、1つ1つのテストについてお話しします。
小学校受験対策で模擬テストを受ける意味
模擬テストを受ける意味は、お子様が全体の中でどの位置にいるかという順位を把握するため、また得意不得意は何なのかを相対的に評価する場です。これは中学受験でも同じことです。しかしながら、模擬テストを早い時期から受けることをためらう方がいます。理由は「子どもが自信を失ったらどうしよう」「テストが嫌いになったらどうしよう」と心配をしたり、保護者自身が悪い結果を恐れて「もう少しできるようになってから受けよう」とお考えになるようです。
しかしそれは間違いです。できるようになったら受けるのではなく、できるようになるために受けるのが模擬テストです。健康診断を受けるときに、健康になってから健康診断を受けようと思う人はいないです。早く見つけて健康になるために、健康診断を受けるわけです。それと同じことだと考えます。「先んずれば人を制す」のことわざにもあるように、大切なのは現時点でできることとできないことを、模擬テストを通じて把握することで、その上でしっかりとした小学校受験対策を取ることができます。
小学校受験対策「ペーパー実力テスト」
先ほどお話した4つの模擬テストを実施していますが、それぞれの役割をお話しします。まずペーパー実力テストは年長になって1月から6月の間に全3回行っています。名称の通り、ペーパーだけのテストです。毎回出題される傾向が決まっていて、例えば第1回のペーパー実力テストの出題項目は積木の数、仲間探し、数の多少、同頭語、図形構成、話の記憶、異図形発見、計数などありますが、出題範囲が分かっています。従って、そこをしっかり勉強して、1回目のペーパー実力テストを受けます。
小学校受験対策「進学模擬テスト」
進学模擬テストは2月から9月までの間に全5回行っています。ペーパー6枚と応用自在があり、残りは体操と面接があります。ペーパーを40点、応用自在を30点、体操と面接を15点ずつ、計100点満点のテストです。別に行動観察も行いますが、これは点数化をしていません。応用自在とは製作的な内容のテストです。例えば絵を描いたり、何かを作るような製作的な内容もあれば、パズルであったり、具体物を使ってテスターと1対1の個別的な内容もあります。内容は多岐に渡ります。そのような応用自在を含めて、100点満点で評価をしています。第4回と第5回の模擬テストは大規模会場をお借りして、親子での面接も行います。他はお子様だけの面接を行うテストもあります。
小学校受験対策「学校別模擬テスト」
小学校ごとに行う学校別模擬テストは、いずれも過去の小学校受験の入試内容を分析して、ジャック独自で作成しています。春はこれから志望校別に学校の家庭学習をする上で、得意不得意をしっかり把握して、この学校にはどのような傾向の問題が多いのか、家庭学習もどのようにやっていけば良いのか、時間配分なども含めて、弱点を補強するために有効なテストになります。また、秋の学校別模擬テストは入試まであと1〜2ヶ月という時期になるため、より有益に過ごすために活用できます。課題を見出して総まとめや総復習につなげます。また、志望校を迷っている場合には順位や試験内容との相性などを総合的に判断して、志望校を最終決定する重要なテストになります。
小学校受験対策「行動観察テスト」
行動観察テストはゴールデンウィークに実施しています。この行動観察は非常に大切なテストです。なぜならある小学校の校長先生によれば、小学校受験の場において、例えば「行動観察は100点満点で何点ぐらいの比重を占めますか?」と聞くと「行動観察は点数化していません。どちらかというと、その他のテストで順位を決めて、合格ラインのお子様の中に、行動観察で問題があるお子様がいれば、そこから不合格を出す」というような流れで行動観察テストを用いている小学校の校長先生がいました。これはとても興味深い話です。つまり、どんなに点数が良くても行動観察で問題があれば受からないということです。小学校受験における非常に重要なテストです。しかし行動観察が良ければ、必ず小学校受験に合格するということは言えませんが、この行動観察によりルールや指示を守って正直に行動ができているか、自己中心的なわがままな態度を取っていないか、また逆に消極的で友達任せにしていないか、自分の思ったことや意見が言えるかなど、さまざまな観点があります。学校によっても違うと思いますが、そのような行動観察のテストをゴールデンウィークに実施しています。
ジャックのご褒美制度
ジャック幼児教育研究所にはご褒美制度があります。テストを受けた時の点数をお子様に「こういう点数だったよ」と見せて、どこができてどこが間違っていたかを見せないことには直しようがありません。これを悪いから見せない、点数を教えないと言ってしまったら次に繋がりません。従って、良くも悪くもどこが足りなかったのか、どこが良かったのかを見せながら点数を伝える必要があります。この点数に対して、まず1つ、ペーパー実力テストや進学模擬テストで85点以上の場合には「ジャック賞」という賞を用意しています。次に80点以上は通算で2回取ると「優秀賞」、前回よりも10点アップすると「ジャンプアップ賞」、そして10点アップまでしていないけどこれよりも良かった、もしくはそれよりも更に良かった場合に、2回続けて点数が上がると「三段飛び賞」、最後の模擬テストで自己ベストならば「自己ベスト賞」という5つの賞を用意しています。
つまりどの子にもチャンスがあるということです。この賞を目指して頑張ることはもちろん大切ですし、特に「ジャック賞」である85点以上を目標にすることも大切です。しかし、たとえ途中で不本意な点数だったとしても、気落ちしたりやる気をなくしたりせずに、もし悪くて50点だったとして、50点であれば「ジャンプアップ賞」はとても狙いやすいです。次に10点上がれば良いわけです。たとえ10点に届かなくても、8点上がって58点だったとしたら、次は59点、60点を取ることができれば「三段飛び賞」になります。そのため悪ければ悪かったで、次にそのチャンスを前向きに捉えて賞を励みにしながら、楽しんで取り組んでいただけたらと思います。
ジャックのテスト会員制度
ジャック幼児教育研究所にお通いでない方にはテスト会員制度があります。テスト会員は正会員と同じ費用で模擬テストが受けられます。申し込み日に関しては違いもありますが、お受けになることができます。他の塾にお通いのお子様は、初めての場所や初めての先生、そして見慣れないお友達の中で普段通りのパフォーマンスが出せるか是非お試しください。詳細に関してはこちらをご覧になってください。



