父親こそが小学校受験の“キーパーソン”です >>
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01|小学校受験をしようと考えたきっかけ

01|小学校受験をしようと考えたきっかけ

近藤様: 小学校受験を目指した理由には、大きくは2つあります。1つは私立の一貫校に入学することで中学・高校・大学の受験勉強に邪魔されず、自分の好きなこと得意なことにしっかりと打ち込める環境ができること。それから、もう1つには通常の環境では得難い、とても貴重な一生の友人ができるのではないか、という期待がありました。

教室長: 小学校受験を検討中のご両親様のなかには、4、5歳の子供に受験準備を強いるのは負担があるのでは、というイメージを強く意識されて、戸惑いをお持ちの方もいらっしゃいますが、それはありませんでしたか。

近藤様: 小学校受験へのプレッシャーなどで、本来の「子供らしさ」が失われてしまうのではないか、とか、この年齢でやりたくないことをやらせるのは、果たして良いことなのか、など、そういったことは考えましたね。
それから、自分自身についても、会社員という立場でどこまで積極的に関われるのか、など色々と不安もあったのは事実です。
ただ最終的には、とにかく「やってみよう」ということでまず行動してみました。

02|父親としてどう関わることができるか

02|父親としてどう関わることができるか

教室長: 実際に受験準備に取り組まれてからですが、ご家庭でのお子様への教育ということでは、奥様としっかり役割を分担していらっしゃいましたね。

近藤様: そうですね。やはり妻が主体となってくれました。妻が日々の細かい点まで意識して子供に接するので、父親の私としては家庭内の雰囲気づくりなどを含め、なるべく大きな視点で関わるようにしていました。あとは、子供とは身体を一緒に動かしたりすることで少し緊張を和らげてあげられるようになど、いわばリラックスさせるような役割を担ったのかと思います。

教室長: それから日課をお作りになって、毎朝お嬢様と実行していらっしゃいましたね。

近藤様: そうですね。娘が比較的苦手だった「大縄飛び」、あとは「ラジオ体操」「ボール投げ」、この3つを毎朝かならず一緒に行いました。それから、朝食は一緒に食べて会話をきちんとするようにも心がけましたね。

教室長: 体力がいりますよね(笑)。つらくはなかったですか。

近藤様: そうですね。前日に夜遅く疲れて帰宅したりすると、早起きは確かにつらいのですが(笑)、それだけは「必ずやること」と決めて頑張りました。ただ、立ち返って言えば、会話や運動など、具体的に行っていることというのは、要するに「子供とのコミュニケーションをしっかりとる」ということですから、もちろん受験準備を意識していたからこそ続けられましたが、それだけではない、父と娘にとって大事な習慣となったのではないでしょうか。

教室長: 他にも印象深く覚えているのですが、たしか交換絵日記をされていましたね。

近藤様: そうです。帰宅が夜になるとなかなか会えないので、娘に絵日記を書いてもらい、それに私が帰宅してからコメントを書き込んでいくことにしました。約半年ほどは続けたと思います。

教室長: ポストまでお二人で手作りされていらっしゃいましたよね(笑)。拝見した交換絵日記はとてもよくできていて「一生の宝物だから、お嫁に持って行かないとね」ってお嬢様にもお伝えしたんです(笑)。

03|難しさを実感したのは志望校の選定

03|難しさを実感したのは志望校の選定

教室長: 交換絵日記というアイデアはどこから?

近藤様: 妻が知人から伺ったことをもとにして、それをきっかけに実行してみました。

教室長: 奥様とは活発にお話し合いをされていたのですね。ご夫婦で親としてなにかご苦労されたこと、ご不安に思われたことなどありましたか。

近藤様: 志望校の選定ですね。なかなか決断ができませんでした。

教室長: それは結局どうやって解決しましたか。

近藤様: 解決させるというよりも、その課題を経験するという認識を持つことにしました。やはり志望校の選定というのは、子供をどう育てるか、どういう大人になってもらいたいか、そもそもわが家の教育方針とはなにか、などをしっかりと突き詰めて検討した結果によって定まるものだと思います。そういう意味では、むしろ志望校の選定に悩むことで、夫婦で真剣に子供の将来を考えることができたと感じています。

04|家族の在り方、父親の在り方を問われる機会

04|家族の在り方、父親の在り方を問われる機会

教室長: 小学校受験というプロセスは、それ自体、家族が一丸となって一つのことに挑むという、後にも先にも希有な貴重な経験なのではないでしょうか。
そもそも、小学校受験の準備教室に通っているお子様はとても恵まれた環境にあるといえると思います。平和な世の中、経済的な安定、心身ともに健康に発育していることなどの条件がそろってのことですから、小学校受験という機会を与えられた子供たちはもうそれだけでとても幸運なんだと思います。そして、さらに素晴らしいのは、受験準備を通じて、お子様が劇的に発達する機会を得るということです。小学校受験に挑戦しなければ取り組まなかったようなこと、きっとできなかった体験など、砂漠が水を吸い込むようにどんどん吸収していきます。さらに、そのお子様の成長にご家族が一致団結して関わっていく、そういう体験は家族にとってかけがえのない機会ではないでしょうか。

近藤様: そうですね。その通りだと思います。それから、父親としてということでいえば、合格の結果ももちろん大事なのですが、小学校受験のプロセスを通じて、父親としてどのように子供を育てていくかという問いかけを常に自分に投げかけ続けたことに大きな意味があると思います。そして、そのために子供をもっとよく知ることの必要性を感じること、それから、それぞれの私立小学校や社会の様々な立場の人々がどういう教育方針もっているかなどについて真剣に考えること、そういった機会そのものが大切だと思います。

05|子供の長所や特徴がみつかる歓びがある

05|子供の長所や特徴がみつかる歓びがある

教室長: 受験準備中にお子様に気づかされたことなどございますか。

近藤様: たくさんありますが、印象に残っているのは、ジャックのイベントで富士登山に参加したときのことです。そのとき、私が思っていた以上に娘に体力、持久力があったんですね。男の子にも負けないくらいすいすい登っていった。私も追いつけないくらいです(笑)。私は高校時代に陸上をやっていたので、登山を通じて子供のそういった能力を知ったのは嬉しい発見でした。

教室長: お絵かきもとてもお上手ですよね。

近藤様: 娘が絵が好きだったということも、受験準備を通して分かったことなんです。私立小学校に通うということは、好きなものや得意なことにしっかりと打ち込めるというメリットが大きいと思いますので、受験準備の段階から色々なことに挑戦して、子供の長所や得意な分野に気づくことができるのも将来に繋がるとても大事なことですね。

06|仕事と教育、職場と家庭、気づきと再発見

06|仕事と教育、職場と家庭、気づきと再発見

教室長: お仕事との関係ではいかがでしたか。試験が近づくと普段お仕事をなさっている時間にも面接の予定が入ったりしますよね。お子様の将来がかかっているので、万難を排してというお気持ちだと思いますが、面接の日時は基本的に変えられないですからね。

近藤様: そうですね。調整は大変です。どういう試験日程や優先度が適切かは教室長からもアドバイスをしていただきましたが、私の場合はあらかじめ上司にも娘の小学校受験のことを報告していました。急な半日休暇などをとることがあるかもしれない、ということは事前に伝えていましたね。

教室長: 職場と家庭での意識の切り替えはどうですか。

近藤様:切り替えというより、子供の教育についての関心が意識改革にもつながりました。
たとえば、職場や日常生活では、物事の進め方や意見の交換の仕方がすでに一定の規律のもとに「大人のやり方」として完成されていますよね。小学校受験準備を通じて子供とやりとりする場面や、妻と意見を交わしたり検討したりする場面では、予定調和的な形式的な議論ではなくストレートに気持ちをぶつけ合える。普段から、仕事の場面でも、もっと本音をぶつけあって意見を交わしたり、率直なやりとりで問題解決に挑むことで、業務の質を高められるのではないかと思っていたのですが、少なくとも家庭で子供の教育について様々なことを決定していく上では、そういうやり方が実践できたのではないかと思っています。

07|受験準備の教室を選定するポイント、授業参観
07|受験準備の教室を選定するポイント。授業参観

教室長:近藤様は小学校受験をされた方の中でも、特に意識の高いお父様だと思いますが、そもそもどのように受験準備の教室をお決めになりましたか。参考までにお聞かせいただければありがたいのですが。

近藤様: ジャック以外にも他塾を4、5教室くらい見て回りました。最終的にジャックにした決め手は「授業が見せていただける」ということです。また体験レッスンでも、先生方がみなさん生き生きしていましたし、熱心さについてもひときわ強く感じました。

教室長:授業参観はジャックの特徴の一つです。年長クラスではどの教室もご両親にご覧いただくようにしています。これには3つ理由があるのですが、1つ目の理由は「目で見て、お子様の現状を現実的に認識していただく」ことができるからです。わたしたちから言葉でお伝えするよりも、実際に目で見てお子様の到達率を認識して欲しいのです。それから2つ目は「教え方を統一して欲しい」ということ、教室での指導法と家庭での指導法を共有していただくことで、お子様にとって効果的な指導ができると考えています。それから3つ目は「成長のプロセスが大事」ということ、お子様ができるようになる過程を知ることがお子様にとってはもちろん、ご両親にとってもとても大切なことなのです。
実際、年長クラスの授業をすべて参観いただけるようにしてから、合格率も向上しましたし、授業の質も抜群に高まったと思います。

近藤様:家庭での教育、受験準備の質も高まると思いますし、わたしたち保護者の熱心さや責任感にも影響すると思います。

教室長:ご両親とのある種の緊張関係や、お聞かせいただく声などをもとにして、お互いがレベルアップする。私たちも、いまよりもっと身につく、楽しい、分かりやすい、「保護者の方々も納得できる授業」ができるように、指導力に磨きをかけていくことが求められますからね。

08|小学校受験を終えて、何を得たか
08|小学校受験を終えて、何を得たか

近藤様: 授業参観などを通じて自分の子供について再発見すると言いましたが、それはある意味、小学校受験のプロセス全体にいえることかもしれません。小学校受験に取り組むことで、志望校や子供の将来について真剣に考え、「我が家の教育方針って何だろう」という考えを深めていけました。小学校受験をきっかけにして、「子供に将来どうなって欲しいと思っているのか」という具体的なイメージをもつことができるようになったのです。

教室長:たくさんのご苦労もおありになったと思いますが、とても意義深いご経験をされたといえるのではないでしょうか。最後に小学校受験をご経験されたお父様としてジャックにご要望されることなどございましたら、ぜひお聞かせいただけますか。

近藤様: そうですね。小学校受験を検討中やすでに受験準備中の父親は、お忙しいなかで、自分には何ができるかということを日々考えていると思います。そういう父親のために、積極的に父親と子供の交流や教育参加を支援していただければ、とても助かるのではないでしょうか。私の場合、富士登山に参加したときに、子供についてあらためて分かったことがありましが、そういう経験や機会は普段なかなか作りづらいところがありますからね。日常的な場面だけではなく、イベントなどの開催で、父親の教育参加の機会をこれからも創出していただければと思います。

教室長:なるほどご意見ありがとうございます。ジャックでは幼児教育や小学校受験において、お父様の教育参加をとても重要に考えているので、富士登山などのイベントはもちろん、「父親講座」や「父親面談」などについても積極的に行っています。本日近藤様からお伺いしたお話をもとに、もっとそれらを充実させていきたいと思います。
本日は貴重なご意見をお聞かせいただき、誠にありがとうございました。

近藤様プロフィール

世田谷区在住、公共関連企業勤務
家族構成:3人家族
趣味:釣り、スキー

父親こそが小学校受験の