ジャックが引き出してくれた
「やり抜く力」と「大きな自信」
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お母様
松田 様 -
あざみ野教室
教室長 小川眞智子
心強さと勇気をくれた
手書きのメッセージ
小学校受験準備のためいくつかの教室を見学しました。双子の妹たちを一緒に連れて行くだけでも大変だったことを昨日のことのように憶えています。初めての教室探しでしたが、ヒアリングシートに丸を付けるだけだったりするところもあり、一体どこが息子に向いている教室だろう?と迷うばかり。焦りだけが募っていきました。
そんな中、ジャックの小川先生が手渡してくださった名刺には、手書きの美しい文字で「必ず嬉しい結果につなげます!」とメッセージが書かれていたんです。たくさんの不安に押しつぶされそうになっていた私にとって、そのメッセージは魔法のように響きました。あざみ野教室のアットホームな雰囲気も私たちを自然に受け入れてくれるような安心感がありました。「ここなら絶対に大丈夫!」と、強い信頼の気持ちを持って入会を決めたことを覚えています。
以来、小川先生のそのメッセージカードは私にとって心強いお守りになり、息子の学習がうまくいかないとき、迷ったとき、心細いときなど、いつもそれを見て勇気づけられました。もちろん、今でも大切に持っていますよ。

多くの情報と細やかな保護者サポート、
やるべきことが明確になる
受験準備といってもどの学校にどんな対策が必要かどうかなど分からないことも多く、手探りの中、ジャックでは幅広い学校の受験対策を教えていただけました。子どもの授業はもちろん、保護者向けの講座も充実していて、親として勉強になることもとても多かったです。また、相談するとすぐ親身で的確なアドバイスをくださるので、子どもに足りない部分や自分たちのするべきことなどが明確になり助かりました。
志望校を決める際、先生に「この学校は受験できそうでしょうか?」と相談すると、「お子様は、家庭科の分野が少し苦手なのでそこをしっかりやっては?」とアドバイスをいただきました。さっそく家で、掃除や食器拭きなどのお手伝いを徹底させる、料理は材料を切るところから一緒に作ってみるなどの取り組みをしました。実際の試験で、なんとお手伝いしていたものと同じ野菜の切り口の問題が出たんです。「ママ!あの野菜の切り方がでたよ!」と教えてくれました。
短い時間の中で不足している点をフォローする対策がとれたのは、まさに先生の助言のおかげです。先生は決して「無理」とはおっしゃらない。息子なら必ずできる、と信じてくださり、その場限りではなく、息子の成長につながるよう育児の本質的なアドバイスをしてくださいます。
その他にも、私の母国語が日本語ではないこともあってか、息子は言葉を聞き取る力が弱かったんです。そのことを相談すると、「聞き取り話し方クラス」を勧めてくださいました。授業を受けるうちに、聞き取る力だけではなく、話し方にも変化がみられました。それは他の授業でも効果があり、発表の時にはきちんとした文章で話すことができるようになっていきました。

夫の理解が家庭学習を支え、
大きな結果につながった
当初夫は、小学校受験は子どもと母親の二人がするものと思っていたみたいなんです。もちろん、受験することについては理解し応援してくれていましたが、自分は“見守るだけ”といったスタンスだった。ですが、保護者会に参加するようになって、夫の意識は変わっていきました。先生方の「合格したご家庭は、こんなことをした、あんなことをした」といった事例を交えたお話を聞くうちに、これは家族が一丸となって取り組まなければならない、自分もしっかりやらなくちゃ!と父親としての役割の重要性を強く感じてくれたようです。小川先生をはじめ先生方のご意見やお話は、夫の意識改革に大きな役割を果たしてくださいました。私だけでしたら、いくら父親の重要性を話したとしても、なかなか耳を傾けてくれなかったかもしれません。
それから我が家では、体操担当は父親、ペーパー担当は母親、と役割分担を決め、家庭での学習を一丸となって進めることができました。夫と私で互いに競争しあったりしながら、楽しみながら家庭学習に取り組めたことは、息子にとっても大きな安心感につながったと思います。私がイライラしたり怒ったりしても、夫がやさしくフォローして息子を励ましてくれることで、受験に対するプレッシャーやストレスに過敏にならず、常に前向きに受け止めることができたように感じます。

できた喜びと自信が、
「あきらめない」原動力に
住まいが志望校に近く、そこに通う生徒さんたちがよく近所の道を通るのですが、そのお兄さんたちは、息子にとって憧れの存在だったようです。「あのマーク(校章)がついたランドセルを僕も持ちたい」と話していました。ですので、小学校受験を始めることもごく自然に受け入れ、自分自身でも目標を持つことができていたと思います。それでも、やはり受験準備をしていく中で様々なプレッシャーを感じたこともあったと思います。
指示製作の授業では当初、作業するペースが遅くどうしても時間内に作品を作り上げることができなかった。息子もうまくできないことを分かっていましたし、私自身も歯がゆい思いをしていところ、小川先生から「ペーパーのテストは早くできるんだから、製作ももっとできるよ!」とアドバイスをいただきました。息子は“ペーパーは早い”と褒められたことで、元気づけられ自分に自信がついたのでしょう。「次は、ロケットの手でやる!!」と言って、次の授業の時には、言っていたとおり見事にスローペースを克服していました。普段から控え目であまり自分から表現する子ではありませんが、ジャックに通うようになって、一つひとつの課題をクリアしていくごとに、喜びが積み重なり、「やればできる」と自信がついていったようです。

信頼できる先生との絆が、
子どもを強くしてくれた
実は試験本番の前日、その日に受けた模擬テスト結果があまり良くなく、息子も私も落ち込んでしまったんです。きっとスランプに陥っていたんだと思います。私は試験を明日に控えた緊張のせいかイライラしてしまって、怒りがこみ上げていました。もう少しで怒鳴ってしまいそう、というタイミングで小川先生からお電話をいただいたんです。「今怒ったらダメよ」と、まるで私の気持ちを知っているかのように諭してくださり、息子とも話をしてくださいました。すると、今まで無表情だった息子の顔がみるみるうちに崩れ、うわーんと泣き出してしまったんです。小川先生のやさしい声をきいて、今まで我慢していたものがあふれ出てしまったのでしょう。私も一緒になって涙してしまいました。
息子はその夜、今までジャックでうまくできた時にご褒美でもらった動物消しゴムを出してきて、「小川先生が、消しゴムの数を数えてごらんと言ってくれた」と言って数え始めました。そして、「頑張った時の消しゴムがこんなにたくさんあるんだから、僕は明日も頑張れる」と自ら言ってくれたんです。こんな風に自分自身で自信を取り戻してくれることができるようになったのも、親以外に信頼できる先生方の存在が息子にとって大きな支えになってくれているからなのだと感じます。

100やってできなくても
101回やったらできる!
試験期間中のことでした。厳しい試験が続くので、すでに合格をいただいた学校があったこともあり、このまま続けていいのか迷い「やめてもいいんだよ?どうする?」と息子自身に聞いてみたんです。そうしたら、「ううん、最後までやるよ!」と元気に答えてくれました。息子にとって大変なこともあっただろう中、諦めずに楽しみながら最後まで「受験」を乗り切ってくれた息子の成長ぶりに、親として感じるところは大きいです。
夫はいつも息子に「100回やってできなくても101回やったらできる!」と諦めずに全力でやり抜くことの大切さを話していました。
今回、そのことを実体験として受験を最後までやり遂げてくれたことは、この先の小学校生活の中に活かせる大きな自信に繋がっていくと思います。小学校受験は終わりましたが、それは新たな始まりでもあります。これからも、この受験で得た宝物である「自信」を伸ばしていってあげたいと思います。

教室長 小川眞智子
ジャックに通い始める前、どんなお子様ですか?とお母さまに尋ねたところ、「天使のような子なんです」と答えてくれたことがとても印象に残っています。本当に、お友達にもやさしくいつもにこにこしているお子様です。幅広い知識を確実に吸収することが得意で、発表の時間でもその良い部分が大いに生かされていました。大人が感心するような知識をよく話してくれました。お父様も保護者会に積極的に参加してくださり、ご家庭でもご両親がバランスよくサポートをして、ご家族一丸となって受験に取り組まれていました。これから、双子の妹さんたちがジャックにやってきます。憧れのお兄ちゃんのように生き生きとした毎日を過ごせるようサポートしていきたいと思います。