ジャック合格特集 2019

入試の傾向

  • 考査分野別
  • 学校別入試概要

考査分野別の分析

ペーパー

雙葉では、冷蔵庫の中に多種の物を入れたり出したりする話が出題され、頭の中でイメージする力が問われました。また「~でないものを全て選びましょう」という常識問題も出題されました。暁星でも、生活常識に関する問題が4ページにわたり出題されるなど、生活に根付いた知識を学校側が重視しているのがわかります。早稲田では内容は難しくないものの、短い発問を一度で理解し、瞬時に解き始めないと解き終わらない問題が出題され、知識や判断力を見られていたと思われます。図形では成蹊・立女・暁星で合成分割が出題されており、パズルなど具体物でイメージ作りをする大切さを感じます。(四谷/吉祥寺教室 吉岡万寿弥)

ノンペーパー

ひも、モール、折り紙など基本的な巧緻性の他に、早稲田では衣類の着脱に加え布団敷きやご飯の配膳、田園調布雙葉では傘をたたむなど、少し難しいことをどこまでできるかという、自立度を計る課題が出題されました。学習院では、野菜を見て触らないで感触を聞かれたりその野菜を使ってどんな料理を作れるかを聞かれたりしました。田園調布雙葉では「しゃもじの使い方」が出題され、日頃から料理のお手伝いをしているかを見られました。巧緻性や生活常識は一朝一夕で身につくものではありません。習慣になるように、日々続けることの大切さを痛感します。(横浜元町教室 山田)

体操

単純な動きに少し捻りを加えた問題が多く見受けられました。幼稚舎ではゴム跳びに加えて、ハードルを跳ぶ課題が出題されました。ゴム跳びの練習だけをしていたのでは、ハードルをうまく跳べないこともあります。『臨機応変に自分で考えて動くことができるか』が重要です。学習院では「水の入っているバケツを持っているつもりになって、こぼさないようにスクワット」をする問題が出題されました。状況をイメージして、どう動けばいいのかを即座に考える必要があります。基礎能力を伸ばすだけでなく、動きを調整し、体を巧みに動かすことができるよう意識していきましょう。(体操指導部 北角)

行動観察

2019年度入試でも「小集団での共同・協力作業」が数多く出題されました。雙葉「動物の家づくり」・早稲田「箱積み」・暁星「お土産を分ける」などで、定番となりつつあります。一方、学習院の玉投げでは「規律を守れるか」が見られました。また幼稚舎の「指示ありドンジャンケン」や「玉ころがしゲーム」では、個人のパフォーマンス能力が高いお子様が目を惹いたと思われます。授業や講習で行動観察対策を取ることはもちろん大切ですが、ベースになるのは子どもらしく遊べることや躾が身についていることです。日常生活でも意識を持って過ごすことが重要です。(勝どき教室 山田)

面接

保護者には子どもの長所や短所、性格を問う質問が多く見られました。また、父親には「奥様の素敵な所」、母親には「ご主人様がお子様と似ている所」というように、夫婦の相互関係を見る質問がありました。新設校の稲花小では、野原の絵を見て家族で3分間自由に会話をする問題がありました。また、暁星では保護者の答えを子どもに確認することもありました。これらは、家族の答えの整合性や雰囲気や咄嗟の表情等を見ており、よそ行きではない真の親子関係を見るのが目的でしょう。生き物を飼っていることもよく聞かれており、命の大切さについて家庭での取り組みが問われていると思います。(目白駅前教室 渡辺)

神奈川

神奈川の面接では、精華「躾でこれだけは譲れないもの」、桐光学園「5歳児を育てる上で気をつけていること」、湘南白百合「お父様の躾を見て感心するところ」など、単なる家庭の教育方針に一捻り加えた質問がありました。ペーパーでは、慶應横浜初等部の「10個以上の中から同じ物を探す同図形発見」、精華の「30問のあみだ」など問題数が多いものや、桐蔭学園の「複雑な図形の回転」が特徴的でした。解答中に気付き、「別のやり方をしよう!」と、自分で最適なやり方を能動的に考えることができる、地頭がいい子が高得点を取れる問題になっていました。(横浜元町教室 大岡正宙)

埼玉

浦和ルーテルが青山学院大学系属校になったことにより受験者が大幅に増加しました。増加は埼玉校全般の傾向で、要因の一つに都内からの受験者が増えていることがあります。半数以上の学校で、都内在住者が5割以上を占めています。考査内容が都内校の過去問題と類似していることも併願のしやすさに拍車をかけています。そのため、見た目の倍率よりも合格ラインが上がっていると感じます。特に、高学力の子でも行動観察が関門になるケースが珍しくありません。埼玉校は10月以降に2回目・3回目の考査を行いますが、倍率も合格ラインもアップするので、第1回から受験することをお薦めします。(浦和教室 原)

幼稚園

両親面接では、家庭の方針や将来像などの基盤となる質問に加えて、父親の帰宅時間や日常の父と子の会話について具体的に聞く園もありました。日常生活の中で、父親が育児に直接的に関わっていることを重要視する園側の姿勢が感じられます。また母親には、子どもが友達と喧嘩をした際の対処法や、我慢についての考え方など、きれいごとや模範的解答を言えない質問をする園もありました。受験前から入園後の生活を想定し、心構えができているか問われているのでしょう。将来を見据えた教育方針と、それを実現しようと努力するご家庭こそが求められているのだと思います。(四谷教室 相澤)

その他の入試の傾向
  • 入試の傾向
    学校ごとに出題された
    内容を分析
    学校別

学校ごとに出題された
問題を分析

青山学院初等部

ノンペーパーだが、個別テストの内容は難しい。記憶・推理・具体物を使った工夫の問題など、他校に類を見ない青山独特のものが出題される。行動観察の考査は3時間と長い。協調性や積極性が求められる。願書(面接資料を含む)と保護者面接が重要。

浦和ルーテル学院小学校

推薦入試希望者は個別相談会に出席し適性の有無を判断される。推薦は自己推薦で一定の基準(塾などの模擬テストで5割以上)が設けられている。一般ではペーパー・体操・言語・絵画・行動観察・面接の課題を通し子どもの様子を見るためバランス力が必要。本年は出願者数が大幅にアップした。

開智小学校

第一志望と併願志望で考査項目の内容が異なる。選出方法は基準点をクリアした者の中から各項目の上位者と全項目の合計点の上位者から決まる。第一志望者は開智小独自のBペーパー(立体推理や思考問題)に慣れておく必要がある。今年度は志願者数も3割以上増加し、併願の倍率がアップした。

学習院初等科

小集団では、指示の理解力、競争のような雰囲気になっても約束を守れるか、他者を思いやった行動が取れるかが問われた。なぞり・ちぎり・折り・色塗りなど巧緻性が多く出題された。個別の模写では補助線がないところに形を書くので、正確に大きさを捉える観察力が求められた。

カリタス小学校

面接では、学校行事や説明会に参加した印象を必ず問われるので、参加が必須。親子面接で子どもだけ前に呼ばれ個別で常識・お話作りを行う。ペーパーは、数・常識・図形構成がよく出題されている。また分かち書きで書かれた文章を読む課題や指示製作が毎年出題される。

暁星小学校

1次考査は60分間の中でペーパー8枚と体操。ペーパーは記憶・数・図形・推理・言語・常識など広分野から出題。体操はボールを含む4種目。2次考査は話し合い・巧緻性・生活習慣・指示行動・ゲーム・自由遊び。面接では公共マナーの絵を見せられ、考えを伝える。ペーパーに偏らず総合能力が求められた。

国立学園小学校

テストは授業形式。ペーパーやパズルは練習後に問題へ。紙芝居では、「自分が主人公だったら?」「どうして泣いたの?」に対し、個々に発言する。話の理解力に加え思考力、他者を思いやる心と言語表現力が問われた。急傾斜の平均台を渡り、飛び降りる運動や行動観察もあり、バランスのとれた力が必要。

慶應義塾幼稚舎

模倣体操はマーク起点の前後左右跳び、サーキットはシャトルランが高難度。行動観察では日頃の生活経験や思考力、友達との協力状況、節度を保った行動等を多面的に見られた。絵画製作は、3日程が製作・絵画の複合、それ以外は絵画のみの出題で指示の聞き取り能力が求められた。

慶應義塾横浜初等部

1次考査のペーパーでは話の理解力・推理力・常識力が問われた。2次考査の体操は運動能力に加え、集団ゲームで聞き取り力も見られた。製作は課題によって巧緻性と製作能力が問われ、製作後の遊びでは、コミュニケーション能力やアピール力が決め手となる。

光塩女子学院初等科

ペーパー校の印象が強いが、心身共にバランス良く発達していることが求められる。ペーパーは8枚で広範囲から出題される。行動観察では指示を正確に理解した上で友達と関わることが大切。楽しい中にも約束をきちんと守って参加できるように自分を律する力が求められる。保護者面接も重要。

晃華学園小学校

ペーパーは話の記憶・数の操作・点図形・言語と広範囲で、1分野ごとの問題数も多い。運動は、走る・跳ぶ・くぐるなど体の基本的な動きを見る課題が出題されている。行動観察はグループで協力して一つのことを成し遂げる力を問われた。個別で話作りもある。様々な方向から子どもの力を見られている。

さとえ学園小学校

ペーパーは国語分野と算数分野が10枚程度で1冊になって出題。校門に入ってから出るまでの友達との関わり、約束を守って行動できるかが見られる。最終的に行動観察で合否が決まるので、協調性や指示行動力を養う事が重要。推薦で系列中学への内部進学が可能。受験者レベルと合格ラインが高くなった。

湘南白百合学園小学校

ペーパーは個別形式で行い、指差しや口頭で解答する問題と、点図形などクーピーで記入する問題が出題された。難問ではないが、時間が短いので即座に正確に判断する力が求められる。集団行動観察はドンジャンケンと指示行動。楽しみながらも節度を保ち、指示行動ではしっかりと指示を理解することが必要。

昭和女子大学附属昭和小学校
(特別入試)

親子で行われる行動観察が特徴。ゲームを通して、家族の関わりや雰囲気が見られる。親子での行動観察の後に親子面接がある。子どものみの考査は行動観察、巧緻性等が行われる。 

昭和女子大学附属昭和小学校
(一般入試)

昨年度からA、Bと日程が分かれ、両日出願できるようになった。巧緻性・生活習慣・指示行動・ペーパーなど基本的な内容だが、きちんと対応できるようにしておくことが大切。行動観察では、自分の言葉でしっかり人に伝える力、コミュニケーション能力を培う必要がある。

白百合学園小学校

面接は回答から発展し、質問数も多い。ペーパーは15枚で、話の記憶だけでも6枚あり集中力が求められる。個別は聞き取りをはじめ5項目で、ハサミ切りも行った。自分の考えを聞かれる質問もあるので、日頃から表現力・発表力をつけておくことが重要。小集団の共同絵画では相談する時間があった。

精華小学校

ペーパーはどれも良質で地頭を見ている。体操は運動能力・基礎体力・敏捷性の三本柱。個別はCDを聞いて登場人物の気持ちが問われる。絵は花壇にウサギの背よりも高いヒマワリが咲き、そこをぐるぐる回るなどの指示画。中学受験に向けて伸びる子を取りたい学校の意向がみてとれる。

聖学院小学校

全ての考査を決められたグループで行う。ペーパーは記憶が多く、数・図形の記憶が数枚。子ども同士の関わり合いを見るために、自由遊びでは友達と一緒に遊ぶ指示があった。個別は「紐通し」で記憶と巧緻性の両面を見られている。絵画は鉛筆で指示されたものを描いた。事前面接は例年通り。

成蹊小学校

ペーパーは長い話の記憶と他2問で内容は男女異なる。同じ問題を2枚続けて解く。練習で理解し粘り強く解く力が必要。行動観察は体育館で大人数でのゲーム。楽しい中でもルールを守った協調性が求められる。体操は日頃から身近なボール等に慣れておくことが必要。面接は学校への理解度が問われる。

成城学園初等学校

1日目:親子面接、2日目:個別と行動観察、3日目:個別と体操。個別は具体物を使い、数・積木・比較・推理・常識・記憶等出題数が多い。社会性・生活力・表現力・感性・感覚も求められる。ペーパー力だけでなく生活体験で身に付けた力と前向きな姿勢が大切。保護者の面接が大変重要である。

聖心女子学院初等科

ペーパーは12枚、話の記憶・数・言語・常識・図形・運筆など全ての分野から出題されるので総合力が必要。集団行動観察の決め手は協調性。面接に最も力を入れている学校の一つ。質問の種類が豊富で、過去問対策だけでは乗り切れない。今年は親子での相談があり、日頃の子育てや親子関係も見られた。

聖ドミニコ学園小学校

A日程30名、B日程30名、C日程若干名募集がある。面接の時に簡単な子どもだけのテストがある。考査はペーパー・運動・行動観察。お弁当の試験あり。

星美学園小学校

ペーパーは時間が短いため即時性と集中力が必要。行動観察ではゲームや指示行動など多様な課題が出題された。総合評価で合否を決定するため、行動観察での社会性や面接時の評価も重視。偏りのない準備が必要である。体操服の着脱があり生活習慣も見ている。

西武学園文理小学校

今年度も入試日の選択制が継続。試験中の行動全てを評価されているので、意識してテストに臨むことが大切。ペーパーは聞き取る力・思考力・語彙力を要する問題が多い。絵画では巧緻性・聞き取り能力・描写力が問われた。体操テストでは平均台・鉄棒・ボール等が出題された。

洗足学園小学校

ペーパー校ながら、行動観察も重視。体操は指示項目が多いのが特徴。聞き取る力と素早く行動に移す力、また線をはみださずに丁寧に動く力が試される。教室移動の際にふざけないことが重要。昨年度から男子・女子と分けて入試を実施。女子は志願者が増えた。

玉川学園小学部

4人1組で考査を行う。個別では話の理解・数の多少・系列・運筆・ジグゾーパズル等が出題された。行動観察は友達と大型積み木を見本通りに作る中から協調性が問われた。面接では子どもへの質問が多く、保護者は学園に対する熱意と誠意を伝えることが大切。体操は様々なステップを行う。

田園調布雙葉小学校

面接は2部屋の面接を受けることが特徴。ペーパーはそれほど難易度は高くないが、聞き取ってミスなく解けることが必要。個別は言語能力・生活習慣が出題された。行動観察は自分の意見も述べつつ、協力できることが大切。

桐蔭学園小学部

ペーパーは話の記憶・推理思考・生活常識を問われる問題。授業形式で練習問題を行った後、その問題が何枚か続く。集中力と話の理解力が決め手となる。行動観察は自由遊びで協調性を重視。子どもの面接では、課題も実施され巧緻性や生活力も問われた。面接は親子別室。

東京女学館小学校
(AO入試)

学校行事に参加し、教育方針・教育内容について十分に理解を深め、各家庭らしい推薦書を書きまとめることが重要。例年子どもの口頭試問では提出した推薦書からの質問も多く、その対策も早めにしておく必要がある。第一志望者はAO型と一般の併願が望ましい。

東京女学館小学校
(一般入試)

小集団テストは少人数で個別に近い形態で実施された。ペーパーは数・図形を中心に聞き取る力を求める問題が必須。絵画では想像画。行動観察は友達との関わり、生活能力を問われた。体操の対策も必要。母子行動観察はダンス・身体表現・ゲーム等、内容は多岐にわたる。

東京都市大学付属小学校

ペーパー・模倣体操・行動観察が行われ、考査中に並行して保護者面接を実施。ペーパーは長い話の記憶・言語・常識・推理・図形・模写等が出題された。行動観察ではゲームの約束を理解した上で協調性を求められる。1グループの人数が少ないため、一人ひとりの行動の様子を細かく観ている。各項目に平均して得点する事が必要だが特にペーパー力を問われる。

東京農業大学稲花小学校

ペーパーは話の記憶・回転図形・数量・系列・迷路・しりとり・音の数・常識など基本的な問題が出題された。発問を確実に聞き取る力が求められる。行動観察では集団ゲームと自由遊び、どちらも友達との協調性が重視された。面接では親子で絵本を楽しむ(3分間)の課題が出題され、家庭の雰囲気を見ている。

桐光学園小学校

ペーパーは4冊。話の聞き取りと絵の記憶は難易度が高い。集中力と粘り強さが問われる。絵画製作は指示が多く、聞き取る力・クレヨンの塗り方・のりの使い方もポイントになる。集団行動観察は日頃からの友達との相談や関わり方が決め手となる。

桐朋学園小学校

見本通りに穴あき板にストローやビニールタイを通す思考問題では、平面と立体の2種類が出題。観察力、高い巧緻性、粘り強さが必要。製作テストでは指示製作の後に洗濯ばさみを使う問題が出され、発想力や思考力が問われた。行動観察では楽しい中でもルールを守り、最後まで取り組み続ける自律心が重要。

桐朋小学校

1次考査の個別テストは数・仲間探し・図形構成・比較などの他に、話の創作や「何故そう思うのか」など言葉の表現力が求められた。2次考査は製作・運動・行動観察。指示製作と自由製作では聞き取る力と創意工夫力が求められた。行動観察は相談の場面での発言力が重要。

東洋英和女学院小学部

ペーパーは5枚。出題は、例年通りの数・言語・図形・推理・常識等以外に、話の記憶が復活。サーキットと絵工作は無し。巧緻性としてネクタイ結び。今年も質疑応答で即答力が求められ、自由遊びでは友達と上手に関わることができるコミュニケーション力が見られた。

日本女子大学附属豊明小学校

行動観察の比重は高く、リーダーシップよりも簡単な約束を守り、皆で協力できる事を重視。ペーパー・巧緻性は基本的な問題だが、巧緻性は根気よく丁寧に行うことが大切。親子面接では家族の調和を見ていることと、事前提出の面接資料から質問される。

雙葉小学校

ペーパーでは、全ての領域について理解を深める必要がある。しっかりと発問の意図を捉える力も求められている。面接では、模型の具材を弁当箱につめる課題が出題され、親子の雰囲気や関わり方が見られていた。志望理由を面接で聞かれないので願書に具体的に記入することが重要。

星野学園小学校

今年度も単願入試を実施。ペーパーは話の記憶・躾・常識を含め問題数が多いのが特色。体操は複合運動と指示運動の両方から出題。日頃から機敏性・持久力を養い、様々な器具に慣れておく事が大切。考査の時の行動観察を重要視するようになった。

目黒星美学園小学校

A日程、B日程で希望日に受験ができる。両日の問題は絵が変わるが項目はほとんど変わらない。今年度から巧緻性のテストが出題された。行動観察は共同製作・ゲーム・自由遊びが行われた。自由遊びの時にお絵かきの内容を個別に聞かれる。昨今受験者が増加し、特に男子は高レベルの争い。

森村学園初等部

ペーパーは話の記憶・数・図形・言語・常識など20枚以上。国語・算数・理科・社会分野からバランスよく多岐にわたって出題されるため、幅広い範囲の準備が必要。絵画製作は巧緻性と指示の聞き取りがポイントとなる。行動観察では協調性、質疑応答では即答力が求められた。

横浜雙葉小学校

ペーパーの話の記憶は絵本から出題。今年度も傾向は変わらず、二番目しりとりや回転の欠所補完など。指示製作は完成できた子がいないほど制限時間が短く差がつきやすい。お弁当を持参して約6時間の考査の中で、集中力と節度ある行動が求められる。それだけに対策が功を奏す。

立教小学校

国語力は集団でスクリーンに映る2冊の絵本を見ながら話を聞いた後、個別に質問される。カードを並べたり口頭で答えたりする。行動観察は集団で約束が守れるかが鍵。図形・数の思考力は数カードやシールを使い、基本から応用問題へ発展。運動は身体の発育状況をみる。

立教女学院小学校

ペーパーは問題量が多くスピードも求められる。例年理科的常識・生活常識問題があり、日頃からの体験が必要。幅広い知識が求められる。今年度考査日が1日となり体操の項目が集約されたが、基本的な動きを見る観点は変わらない。類似問題の出題頻度が高いので、過去問対策をしっかり行うことが望ましい。

早稲田実業学校初等部

ペーパー・生活習慣・巧緻性・絵画製作・運動・行動観察とバランスの良い準備が必要。特に生活習慣では「パジャマを着て、布団を敷き、シーツを掛ける」「メニュー通りの配膳」「出かけた後の荷物片付け」等、家庭の方針や躾が現れる。どの場面においても自分で考え行動する力と、それを伝える表現力が重要。

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